11日の楽天戦(楽天モバイル)でプロ通算500試合登板を達成した祖父江。中継ぎ投手として、やりがいを感じる瞬間をこう話していた。

「中継ぎは打たれたら新聞にも大きく載るじゃないですか。『何打たれてんだよ』ってなるんですけど…。たまに何回か連続で抑えている途中で『おまえすごいな、頑張ってるな』みたいな感じで言われるんです。それがすごくうれしいですね」

抑えて小さく、打たれて大きく報道されてこそ、救援投手でもある。「1試合抑えたぐらいじゃナイスピッチング!だけで終わりまずけど、連続無失点といわれると見てくれているんだなと思いますね。地道なところですけど。あとは、先発投手に『ありがとう』と言われる時はやりがいがありますね」。地道な積み重ねで達成した金字塔だ。

土屋あいり