マイティラインとは

守護神を任されていた松山の離脱により、“代役”を清水が務め、11日には“代役の代役”で藤嶋が9回のマウンドに上がった・・・

    • 2025年07月13日(日)
    • ドラ番記者プラール

守護神を任されていた松山の離脱により、“代役”を清水が務め、11日には“代役の代役”で藤嶋が9回のマウンドに上がった。淡々と三者凡退に抑えた姿を、山井コーチはベンチから頼もし気に見詰めていた。

「どのイニングも難しいけど9回はまた違う雰囲気はある。普段と違っただろうけどよく抑えてくれた」

自身も現役時代の2012年に岩瀬仁紀さんの代役としてシーズン途中で抑えを務めて15セーブを挙げた。中継ぎ、抑えだけでなく先発でも5試合に登板するなど自己最多の56試合に登板。防御率1.43と便利屋としてまさに獅子奮迅の活躍をみせた。

「シーズン途中で抑えを任される難しさもあるよ。熱い気持ちを持ちながら頭は冷静に。割り切りが大切やと思うわ」。自身の経験も踏まえながら選手起用法をこれからも熟考していく。

谷大平