マイティラインとは

上半身の右半分が装具で固定されていた・・・

    • 2025年07月30日(水)
    • ドラ番記者プラール

上半身の右半分が装具で固定されていた。「リハビリを除いて1ヶ月くらいは装具付きです。ぶつかると危ないので人混みは歩けないですね」。声の主は梅津。右肩関節唇形成術を受けて、24日からナゴヤ球場でリハビリを開始していた。

昨年末から生じた患部への違和感。保存療法を選んだのは肩の手術からの復帰例が少ないからだった。フォームの見直しやインナーマッスルの強化などメスを入れない方法を最後まで模索したが、最後まで違和感は消えず、手術を決断した。

「球団から手術の許可をいただいたことに感謝しかない。また1軍で投げられるようになることが、僕のできる恩返しです」。実戦復帰には1年以上かかる見込み。2022年に受けたトミー・ジョン手術に続く長い道のりを乗り越えて、マウンドに帰ってくる日を待っている。

長森謙介