マイティラインとは

1シーズンで大きく成長。高松、根尾とともに1軍昇格

    • 2019年09月28日(土)
    • ドラ番記者プラール

世間が大注目する根尾とともに、2年目ながら同じく1軍初昇格した高松。根尾は9月に入り2軍で好結果を残していたが、高松も同じ。数字はもとより、指導者の目は、はっきりとその変化をとらえていた。

「ちょっとつかんできたよ。タイミングを早くして、前で打てるようになった」と石井2軍打撃コーチは言う。滝川二高時代は『滝二のイチロー』と言われたほどだが、タイミングの取り方、体重移動などを修正し、「イチローのような打ち方になってきた」そうだ。

最近はインコースの甘い球をスタンドまでもっていけるようになった。1年目は外野までなかなか飛ばず、あるOBが「東京六大学とかだったら、試合に出られないんじゃないか」とこぼしたのがウソのよう。

石井コーチは「性格も変わってきた。それはいいことだよ」と目を細める。1シーズンで、選手は大きく成長している。

(島田明)