金田正一さんと村上打撃コーチの思い出。
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- 2019年10月09日(水)
- ドラ番記者プラール
金田正一さんが亡くなった。400勝というとてつもない数字はもちろんだが、ロッテ監督として近鉄のトレーバーに蹴りを入れたシーンはあまりにも有名だ。
この乱闘シーン、今の中日に関わった人がいる。それが村上打撃コーチ。「トレーバーに蹴りを入れる前、トレーバーを止めに抱えにいったのが自分」と明かす。1991年5月。村上打撃コーチは近鉄の一員として、グラウンドにいた。
村上コーチによると、金田さんは激高しながらも、やや後ずさり気味だったという。そこにトレーバーが倒れ、金田さんは前に進み出て、足を振り上げた。
それもいまや思い出話。村上コーチと金田さんは野球教室などで近年も親交があった。「(中日のコーチに)就任するときも頑張れと言っていただいた。ご冥福をお祈りします」。普段は明るく豪快な村上コーチも、本当にさみしそうだった。
(島田明)

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