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村上1軍打撃コーチ、母校に祝辞「夢は見るものではなくてつかむもの」

    • 2019年10月16日(水)
    • ドラ番記者プラール

8日からナゴヤ球場で始まった秋季練習。日中はまだ夏のような日差しの中、選手らはグラウンドで大粒の汗を流しながら練習に励んでいた。シーズンが終わっても野球以外を犠牲にしているのはコーチも同じだ。

「3年前から出席する予定だったんだけどね。残念だけど、秋季練習があるから仕方ないね」。声の主は村上1軍打撃コーチ。11日は母校の福岡・大牟田高校の創立100周年記念式典が行われた。同校初のプロ野球選手として出席予定だったが、練習とかぶってやむなく欠席した。

「練習が休みの10日だったら、よかったんだけどね」と残念がりながらも代わりに後輩たちに祝辞を贈った。「野球に限らないですけど、夢は見るものではなくてつかむもの。目標を持って、迷ったら前へ前へという気持ちで頑張ってほしい」。村上コーチの熱血さは夏のような日差しにも負けていない。

(谷大平)