美濃焼トークイベントで発見した「好奇心のスイッチ」
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- 2026年01月10日(土)
- 新聞女子、始めます!

明けましておめでとうございます。新聞女子ライターりょうこです。
昨年、多治見でグラフィックデザイナーの佐藤卓さんも登壇された『美濃焼本』の制作に関するトークイベントに参加する機会がありました。正直なところ美濃焼がどんなものかも説明もできないほどでしたが、それなのに気づけば二時間、話に夢中になっていたのです。
なぜ、私はこんなにも興味を失わずにいられたのか?その答えは「視点の多様性」にあるのではと気づきました。一口に美濃焼と言っても、アイテムは多岐にわたります。イベントでは、単に器の形や技法を解説するだけでなく、話があらゆる分野に広がりました。
例えば「歴史」から眺めると、1400年に及ぶ美濃焼の変遷は“社会の流行を映す鏡”というストーリーが浮かび上がります。さらに、国内の伝統工芸品の中での立ち位置や、知られざる“ヒエラルキー構造”の話にまで及んだ時には「そんな捉え方ができるのか!」と目から鱗が落ちるような面白さがありました。
つまり、登壇者の方々は、美濃焼という一つのアイテムを、複数のレンズを通して見せてくれたのです。この多面的な捉え方を知った瞬間、「知的好奇心」が強くくすぐられたと同時に「こういう視点で眺めると、自分の日常はどう見えるんだろう?」という新鮮な興味が生まれました。
正直、これまで歴史や哲学といった分野には苦手意識がありました。しかし、今回のイベントを通じて多様な視点を持つことで、物事の深みや本質に気づき、改めて「由来」を知ることの大切さを痛感しました。
興味を持つことは、難しいことではありません。それは、たまたま目にした新聞の記事を、別の視点から眺めてみるという、心のスイッチを押すような感覚に近いのかもしれません。そしてその一歩は、あなたの日常の解像度を上げ、世界をもっと豊かにしてくれるはずです。

2018年に大手WEBでは載らない岐阜県多治見市近辺に特化した情報を集め公開スタート。
中日新聞の月刊ミニコミ紙『マイタウンとうと』の記事も一部配信。
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