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首里城焼失にショックを隠せない選手たち

    • 2019年11月02日(土)
    • ドラ番記者プラール

出火から10時間以上が経過しても白煙が立ち上り、放水は続いていた。焼け焦げてぼろぼろになった北殿とおぼしき建物の屋根が見える。31日正午すぎ、那覇市を走るモノレールから眺めた首里城は遠くからでも十分衝撃的だった。

同日未明に発生した火災。ショックを受けたのは選手たちも例外ではない。中日では沖縄出身の又吉がツイッター上で動画を引用し「首里城が…」と絶句。合宿で沖縄入りした27日に首里城を訪れていた侍ジャパンの秋山も言葉を失った。

政府や沖縄県は再建する意向を示しているが、困難も予想される。建物もさることながら、琉球王国時代から伝わる貴重な収蔵品も失われた。中日のキャンプでは宿泊することのない那覇での1週間。忘れられない出張になってしまった。

(高橋雅人)