米国-オーストラリア戦で見せた米国の「したたかさ」
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- 2019年11月14日(木)
- ドラ番記者プラール
思わず耳を疑った。13日昼に行われた米国-オーストラリア戦で米国の先発マウンドに上がったのはハウク。12日の日本戦では予告先発として発表されていながら、コンディション不良を理由に試合開始3時間前に回避した長身右腕だった。
未明に発表されたこの日の予告先発にも名を連ねていたから、一晩寝てコンディションが整ったわけでもない。結果は5イニングを2安打2失点。ブローシャス監督は「きょうのハウクはしっかり準備できて、内容も良かった」と評価した。
コンディション不良の詳細は語らなかった同監督。11日のオーストラリア戦で日本が苦戦したルジッチと似たタイプのマーフィーを投げさせるための方便だったと考えるのが自然だろう。日本人なら「ひきょう」と感じる戦略。米国の「したたかさ」が垣間見えた。
(高橋雅人)

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