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隔世の感の高校生の修学旅行。与田監督と平沼1軍用具担当の思い出

    • 2019年11月18日(月)
    • ドラ番記者プラール

秋季キャンプが行われている沖縄の選手宿舎が、黄色い声であふれた。発信元は修学旅行の高校生。居合わせた与田監督がしみじみと語った。

「スゲーよなー。今は沖縄だとか、海外だとかいろいろなところに行くもんな」。千葉・木更津中央高に通った与田監督は、定番の奈良・京都。「普段は野球部の人間としか話さなかった。別の部活に所属するクラスメートと交流したのは思い出だね」と振り返った。

同じ千葉の千葉商大付高の平沼1軍用具担当には九州一周バス旅行が用意されていたが、時期が悪かった。2年秋で大会が開かれているため、不参加だったという。

「行けなくて良かった。行ったら九州一周ケンカ旅行になっちゃったと思う」。中学の修学旅行では訪れた京都で、ひと悶着起こしたとか、起こさなかったとか(笑)。2人が高校生だったのは30年以上前。選手宿舎に滞在するまじめそうな生徒たちを眺めながら、時代の移ろいを感じた。

(川本光憲)