マイティラインとは

現役時代からの投球フォームを修正。高島打撃投手の努力

    • 2019年11月20日(水)
    • ドラ番記者プラール

打ち上げとなった秋季キャンプ。投手陣はレベルアップを図ろうと、いろいろと取り組んでいた。その一つのフォーム修正を、ひそかに行っていた意外な人物がいる。高島打撃投手だ。

「クロスステップだったのを普通にしています」。みやざきフェニックス・リーグの途中から変え、秋季キャンプでより自分のものにしようと投げ続けた。

現役時代からずっとクロスだったのになぜ? 「左打者からは球の出どころが見やすかったみたいですけど、右打者は見にくいようなので」と説明してくれた。たった1球で、打撃フォームを崩す人もいる世界。少しでも打ちやすいようにと考えたようだ。

「クロスステップの方が肘に負担がかかるんですよ」とも。日々、投げるのが仕事。このようなスタッフの努力があってこそのチームである。

(島田明)