台湾へ向けて出発した選手を“新米先生”が引率していた。「台湾は初めてだね。分からないことも出るとは思うけど、選手のためになるようにしてあげたいね」。声の主は工藤外野守備走塁コーチ。昨年まで引率を務めていた英智２軍外野守備走塁コーチからバトンタッチ。重要な役目を担うこととなった。

心掛けるのは選手のサポート。外野に挑戦する根尾に助言したり、親交のある巨人・村田コーチと石橋をつないだり…。さらに選手が困ることが多い食事にも。「過去に行ったことがある選手に聞いてリサーチしたよ」とばっちりの様子だ。

もちろん本業も忘れない。「各球団のスタッフが来る。コミュニケーションを取っていいものをドラゴンズに還元できたら」。約１カ月の台湾生活。工藤コーチの奮闘にも期待です。

（長森謙介）

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