ドラゴンズからは大野雄が選出されたプレミア１２。チームメートが世界の舞台で活躍しているのは他の選手にも刺激になったはず。その中で、かつてのチームメートに大きな刺激を受けている選手もいた。

「あいつはヤバいっす。プレミアでいつ登板するのかと思ってずっと見てましたよ」

そう話したのは木下雄。日本との決勝戦で登板した韓国代表の河載勲（ハ・ジェフン）は独立リーグの徳島で同僚だった。徳島時代は主に野手として出場していたものの、最終回に中堅から抑えとしてマウンドに上がることも。決して恵まれているとは言えない独立リーグでも「あいつは本当に野球を楽しんでましたね」と純粋な気持ちで野球に取り組んでいたという。

「やっぱり同じチームメートだった選手が世界で戦っているのは刺激になります」と力を込めた木下雄。元同僚の活躍が、独立リーグ、育成からはい上がった闘志に火を付けたようだ。

（谷大平）

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