マイティラインとは

レギュラーに挑戦する選手と死守する選手。

    • 2020年01月31日(金)
    • ドラ番記者プラール

遊撃・根尾の外野守備と、ルーキー石川昂の三塁一本勝負。直近2年間のドラ1コンビの挑戦は心躍る。ただ、プロの世界。レギュラーへの道のりを喜ぶはずのない男たちは当然いる。

「来たばかりの人間に負けられないという思いはあります」と語ったのは4年目の石垣。山形・酒田南高から、2017年にドラフト3位で入団。昨季は巨人・菅野からプロ初安打をマークした。

ただ、本職は三塁。高橋の壁は高く、外野も守る。三塁にこだわっている場合ではない。打撃を磨き、守備位置にかかわらず出場機会を得たい。

キャンプインまで秒読みとなった。フレッシュな面々の躍動感あふれるプレーはキラキラしている、同時に、泥水をすすって1軍にしがみつこうとする選手もいる。表と裏、光と影。さまざまな角度から竜ナインを見ていこうと思う。

(川本光憲)