「来年も俺ここにおらなあかんな」。沖縄の地で再会を誓った山井
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- 2020年02月03日(月)
- ドラ番記者プラール
キャンプ初日、室内練習場での打撃練習を終えた山井にある男性が近づいた。「おー」と驚きの声を上げたベテラン。それもそのはず、2013年のオフから慰問を続ける宮城県気仙沼市の児童養護施設「旭が丘学園」の卒業生だった。
男性は4年前に卒業した大宮拓磨さん(22)。現在は茨城県の自動車工場で働いており、休みを利用して沖縄を旅行。買い物で訪れた北谷で中日がキャンプをしていることを知り、「山井さんに会えるかも」と待っていたのだという。
「キャッチボールをしてもらったんです」と目を輝かせる大宮さんに、山井も「覚えてるよ。うれしいなあ。来てくれるなんて」とがっちりと握手。「来年も来ます」との声には「そやな。来年も俺ここにおらなあかんな」
球界最年長投手が現役続行を誓った。
(高橋雅人)
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