選手の立ち位置
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- 2020年02月09日(日)
- ドラ番記者プラール
選手の立ち位置は成績によって変わる。本人は気づいていなくても、ほかの選手は背番号3を意識していた。
「変化球ばかり。真っすぐをストライクゾーンに投げてきたのは(小笠原)慎之介だけでした」
高橋がつぶやいていたのは4日の紅白戦の後。3投手と対戦し、小笠原には速球2球で追い込まれた後、チェンジアップで遊ゴロに倒れた。
左腕はどう思っていたのか。「真っすぐがどれぐらいいくのか把握したかったです。そうしないと投げる意味がない。(三塁側の)ファウルで『あ、打たれるかも』と思ってチェンジアップを投げました」
選手は立場によって事情が異なる。開幕ローテを狙う投手にとって、高橋封じはアピールになったに違いない。高橋のつぶやき。それはこの世界での立場の変化を物語っていた。
(川本光憲)
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