マイティラインとは

20年経っても親しまれる仁村監督

    • 2020年03月18日(水)
    • ドラ番記者プラール

由宇球場に足を踏み入れた仁村2軍監督は「久しぶりだね。前来たのは2001年だったかな。もう20年近く前になるんだね」と、懐かしそうに眺めていた。

前回、中日の2軍監督を務めていた時以来の由宇の地。当時はまだバックネット裏はプレハブ小屋で、夏は暑くて大変だったそう。「ファウルグラウンドもこんなに広くなかったよ。すっかり変わっちゃったね」と目を細めていた。

そんな仁村監督と親しく話をするカープの帽子をかぶった男性がいた。誰だろうと思うと、由宇球場ができた27年前から働くアルバイトの方。20年前に仁村監督にお世話になったのだとか。

「だいぶ経つからどうかなーと思ったけど、声を掛けたら覚えていただいててうれしかったです」。球場の裏方さんにも気遣いをし、20年経っても親しまれる仁村監督の人柄を感じさせる瞬間だった。

(谷大平)