マイティラインとは

牛乳が一般化していない時代に先駆けて酪農を開始—順風舎の乳牛

    • 2018年09月18日(火)
    • 写真館

 東濃地方で初となる新聞取次店を経営していた青木重長は、明治26年に順風舎の名で牛乳業を開始しました。牛乳飲用がまだ一般化していない時代であり、牛乳は乳幼児や病気療養のためのものでした。明治34年には飼育する15頭から年間13石1斗(約2,400リットル)を搾乳しましたが、販売区域を多治見町に限定しても、年間に1人当たり0.35リットル(牛乳瓶2本)程度の量でした。