届いた朝刊を手に取ると、まず一面の日付下の「〇〇の日」を日記帳に転記するのを日課としている。

続いて「中日春秋」を黙読してから音読する。音読によって内容が頭にスッと入るだけでなく、その日の自分の体調が分かる上、口の周りの筋肉を鍛えるのにも役立っている気がする。そのおかげか、以前から気にしてきた誤って口内をかむ癖はかなり改善された。

それからは紙面をめくっていく。見出しからイメージが湧けば、夕刊社会面「３ミリコント」のネタを考えたり、本欄の時事川柳用にひねった句を専用ノートにつづったりするのが至福の時間だ。

わが各種投稿が採用されればうれしく、友人から「新聞に載ったね」と祝福されれば気分は最高だ。

川面得英 パート（名古屋市中川区）70歳

（令和5年2月27日付中日新聞朝刊より）
※この記事は、ご本人と中日新聞社の許諾を得て転載しています。