マイティラインとは

「積極的に行こうと決めていた。気持ちで打った」本番での勝負強さを見せた木下拓哉捕手

    • 2019年07月06日(土)
    • CDルーム

打った瞬間に本塁打と分かる当たりが、中日ファンの待つ左翼席に吸い込まれた。3日の適地での巨人戦で、木下拓哉捕手(27)が今季初の本塁打を放った。

試合前の打撃練習では大きな当たりは数えるほど。だが相手の抑え中川の直球が高めに浮いたのを見逃さなかった。「積極的に行こうと決めていた。気持ちで打った」。初球をスタンドまで運び、本番での勝負強さを見せた。

この1発で九回にいったんは追いついたが、その裏にサヨナラ負け。4月5日以来の先発マスクでチームを勝ちに導けず、笑顔はなかった。打撃でもリードでも、次こそ白星につなげたい。

  • 木下拓哉 ※中日ドラゴンズ公式サイトへリンクします