竜投のブルペンを見守る…
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- 2023年06月17日(土)
- ドラ番記者プラール
竜投のブルペンを見守る、ピンと背筋が伸びた杉下さんの立ち姿はテレビ越し。そんな記者もあるデータから、レジェンド右腕のタフネスぶりに触れることができた。
きっかけは4月18日の松山でのヤクルト戦が、涌井の18球場目の白星挑戦になるという記事を準備したことだった。中日の現役投手ではトップだが、過去の竜の大投手との比較が気になった。杉下さんは2リーグ制となった1950年以降、207勝を実に40球場で挙げていた。
杉下さんが現役時代を過ごした1950年代は東京、大阪間でも特急で7~8時間を要したという。先日、選手寮「昇竜館」の中原館長は「杉下さんがくだけた姿勢だったのを、見たことがない」。杉下さんの体への気配りが、全国津々浦々での白星の土台だった。
志村 拓
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