地場産業が元気になれば、必然的に地域も活性化するはず。[From MINO]の発信方法を模索していた矢先、外務省から2014年に東京で開催した「美濃のラーメン丼展」をJapan House LAで開催して欲しいという依頼が舞い込みました。渡りに船とはまさしくこのこと。こうして再度佐藤卓氏のキュレーションで、昨年3月18日から4ケ月間、アーティストがデザインしたラーメン丼を通して、3万5千人の方に美濃焼の多様性を発信できました。

さらに奇跡は続きます。展示物を多治見へ戻そうと手配をしていた最中、同じJapan Houseの今度はサンパウロから「ラーメン丼展」開催の依頼が！急遽行き先をサンパウロに変更して開催した同展は、なんと昨年10月17日からの4ケ月間で13万6千人の方がご来場くださいました。

先人が築いてくれた「MADE IN JAPAN」の信用は我々の宝です。今再び、やきものを通して、日本のライフスタイル・文化を世界に広めたいと思っています。

（5話に続く）