タジコン グランプリ前編 受賞の野村夫妻に聞く
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- 2024年03月03日(日)
- 偉人伝
2024年1月27日(土)、たじみビジネスプランコンテスト(通称タジコン)のグランプリが決定しました。
新起業・創業部門に輝いたのは、野村健太さん、幸枝さん夫婦。高田・小名田地区の陶器ボトル(徳利)を守るため、「名入れサービス」を新たにプロデュースします。
野村さん自身も名入れ職人として活躍する若きエース。陶器ボトル商社での営業時代、名入れの自由度を求める客が増える中、職人がそれに対応しきれないジレンマを抱えていました。コロナ禍で撤退していく事業者、職人の高齢化なども目の当たりにしたことで思い切って自ら筆を執りました。
タジコンは、1歳の子どもを寝かしつけてから、夜な夜な準備をしてきたそう。当日はガチガチに緊張したものの、窯元や工場から応援隊が駆けつけてくれたので、声援を胸に、思いの丈をぶつけました。選ばれたときは思わず涙が。「産地の思いを代弁したので、認められたことが何よりうれしかった」と野村さんは振り返ります。 若手職人だからできる斬新な切り口で、地場産業に潤いをもたらします。
月刊紙『マイタウンとうと』ライター。大学時代、中国留学をきっかけに異文化に触れる楽しさに目覚め、海外旅行が人生最大の楽しみになりました。しかし必ずと言っていいほどトラブルに見舞われ、バラエティ豊富すぎる経験から、ちょっとやそっとのトラブルでは動じない精神力が鍛え上げられました。異国の地でも生きて帰ってきてはいるので、人生なんとかなるということです。
さあ、次はどんなネタが増えるでしょうか…