仲間がみんな幸せに生活できるように
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- 2024年03月11日(月)
- 偉人伝
多治見聴覚障害者協会の会長を務める高橋節子さん。
1992年に所属して以降、通訳の設置、手話の啓蒙など、耳が不自由な人が快適に過ごせるための働きかけをしてきました。
小学4年生まで一般の学校に通っていた高橋さん。だんだんと耳が聞こえなくなり、ろう学校に転校。一般の学校経験を活かし、リーダーシップを発揮しました。「支え合うことが大切」という教えをきっかけに、困っている人は助け、仲間と交流を広げるようになりました。
阪神淡路大震災のとき、耳が聞こえない人たちは、全く情報が入らない怖さを経験。今はFAXや緊急メールなど、視覚的に情報が得られる対策を取っています。ひと目で助けを求められる「災害用支援バンダナ」の作成にも声をあげました。
手話を学ぶ人が増えることも切に願います。「耳が聞こえる人とも一緒に会話を楽しみたい。仲間がみんな幸せに生活できるよう、これからも頑張ります」と高橋さんは笑顔で話しました。(Y) 手話通訳:加藤由美さん、生田喜美さん(桔梗の会)
月刊紙『マイタウンとうと』ライター。大学時代、中国留学をきっかけに異文化に触れる楽しさに目覚め、海外旅行が人生最大の楽しみになりました。しかし必ずと言っていいほどトラブルに見舞われ、バラエティ豊富すぎる経験から、ちょっとやそっとのトラブルでは動じない精神力が鍛え上げられました。異国の地でも生きて帰ってきてはいるので、人生なんとかなるということです。
さあ、次はどんなネタが増えるでしょうか…