地域に愛され続ける洋菓子店「ラ・メール・ブランシュ」

1982年にフランス料理店として創業した「ラ・メール・ブランシュ」。今では洋菓子店として地域に愛され続けています

場所

R中央本線「多治見駅」から車で6分、徒歩12分ほど。
多治見市民病院がある421号沿いにお店を構えます。

白と青色の建物が特徴的。
建物の老朽化に伴い、今年9月に店舗を改装しました。設備を新調したものの、かつてレストラン時代に使用していた家具やアンティークも取り入れることで、今まで以上にぬくもりが感じられる空間となっています。

不動の人気商品は焼き菓子「フリアン」。粗びきアーモンドとバターの風味が絶妙で、豊かな香りが口いっぱいに広がります。焼き上がりが温度や湿度に左右されやすく、ラ・メール職人の登竜門とも言われる一品。受け継がれてきた技術で、42年間変わらぬおいしさを守り続けています。

「訳ありフリアン」が店頭に並ぶこともあります。これは、見習いシェフが焼き加減をうまく調整できなかった場合や、特に温度管理が難しい冬場に登場することが多いそう。通常の半額で購入できるため、見つけたら嬉しい掘り出し物です。

また季節限定の洋なしのタルトや紅玉りんごのタルト、モンブランもおすすめ。ケーキに合うよう、果物の産地や品種にこだわり、ベストな時期で提供しているため、販売期間も限られています。季節ごとの特産物を活かし、作り手の思いが詰まったスイーツをぜひ試してみてください。

洋なしのタルト

紅玉りんごのタルト

モンブラン

時折「昔のあのケーキが食べたい」というお客さまのリクエストから復刻商品を販売するそう。地元高校生とのコラボ商品も開発するなど、地域の繋がりを大切にしています。「変わらないのが一番。常連さんも多いのでいろんな要望に応えていきたい」と代表の平野幸一さんは話します。

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