マイティラインとは

代打の切り札として・・・

    • 2026年10月12日(月)
    • ドラ番記者プラール


代打の切り札として、勝負強い打撃を見せてきた阿部。古巣復帰イヤーの今季、試合前練習でのルーティンに新たに加わったものがあった。

本拠地でのフリー打撃を終えると、ベンチ裏のマシン打撃ができる空間へ。浜田打撃投手に依頼して約10㍍の位置から全力に近い出力でボールを投げてもらい、打ち返していた。「後ろ(中継ぎ)で投げる投手はみんな球が速いから」。始めたのは、3月31日からの本拠地開幕のカード・巨人戦。最初はバットにかすりもしなかったが、シーズン中盤には空振りすることなく、はじき返していたという。

代打での打率は2割7分9厘、13打点。何度もリリーバーを打ち砕き、試合の流れを変えてきたマスターが常に口にしていたのは「準備」。一振りに掛けた時間は、数字に表れている。

長森謙介