マイティラインとは

音楽で人の集まる街に

    • 2021年01月10日(日)
    • 偉人伝

たじみ音楽でまちづくり市民協議会 会長 堀江博行さん

可児市に産まれ、父親が音楽の教師であったこともあり、小さいころから音楽が好きで、声楽を志していました。

高校の時に国立音大の夏季講習に行き、カルチャーショックを受けたといいます。それまで自分は優秀だと思っていましたが、全国のトップレベルに比べ、自分の未熟さを思い知らされることに

それでも音楽に関わることを諦めきれず、調律師を目指そうと猛勉強。そこから音楽人生が始まりました。

ピアノメーカーに入社し、必死に学び働きました。当時、年間数十万台のピアノが売れる中、3,000人の調律師しかいなく、引っ張りだこ。

全国を飛び回っていたそうです。その経験から、たくさん人との出会いとご縁に恵まれ今がある、と振り返ります。

「多治見市は世界3大ピアノを有しています。いい楽器にはいい人が集まります。これを売りに、音楽で地元を盛り上げていきたい。そのためにたくさんコンサートを企画し、たくさんの人に喜んでもらいたい。音楽で人生が終われたらいいよね」と、優しい瞳でほほ笑みます。