今年1月、可児市大森にオープンした約700坪の農園でいちご摘み体験が楽しめるようになりました。オーナーの横井三二さんは「いちごはビタミンＣが豊富です。甘くてみずみずしいいちごを食べてみて」と話します。

農園を作ったきっかけは、ベトナムのバグザンで会社を経営している横井さんに、約3年前バグザンの市長から「ここで日本のいちごを作ってほしい」と相談されたことから。聞けばベトナムのいちごは硬くて酸っぱいそう。大好きなベトナムの人たちの力になれればと決意したものの、栽培はまったくの素人。そこから勉強、研究を始め、約1年前、二野（可児市）に試験的にビニールハウスを建て、そこで栽培に取り組みました。試行錯誤のうえ栽培は順調に。来年以降苗を持っていけるかなと期待します。

成功したいちご栽培。ならば地域の人にも食べてもらえたらとの思いで、大森の畑を購入。本格的に栽培を始め、いちご摘み体験が出来るようになりました。苦労するのは室内の温度調節。寒さが続く1月は特に気を付けたそうです。

今後、観光農園として、農地を広げるとともに、四季を通じて楽しめるよう、他の果物栽培にも挑戦したいと話します。それが地域の活性化につながり、地域の雇用にもつながると期待します。

また、農園にカフェを併設し、旬の果物を使ったメニューを提供していきたいと話しました。

農園体験

5月5日（水）まで

住所

岐阜県可児市大森699番地1

問い合わせ

090-8581-3213（平日9:00～17:00）

備考

料金、時間など詳しくは、ホームページで検索を。
「サニーさんファーム」