天野裕夫 彫刻展 – Hiroo Amano Exhibition –【スペース大原】
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- 2021年05月12日(水)
- イベント
- 展覧会名
- 『天野裕夫 彫刻展 – Hiroo Amano Exhibition –』
- 日時
- 2021年5月15日(土)~5月23日(日)
13:00~18:00 - 場所
- スペース大原
(岐阜県多治見市小泉町3-3)
(http://www.spaceohara.com) - 休館日
- 会期中無休
- 作家在廊日
- 2021年5月15日(土)、5月16日(日)、
5月21日(金)、5月22日(土)、5月23日(日) - 入館料
- 無料
円角牛
パンジャビ兎
※写真(画像):二塚一徹
【兎塔プロジェクトについて】
彫刻展に合わせて大杉の幹をモニュメントにする提案を絵図にして発表します。
昨年の大杉倒壊後どの様に樹と神社を復興していくか大湫の人達と話し合ってきました。様々な考え方がありますが大杉に対しての敬愛の気持ちは共通していると思います。
境内に根鉢の上を切って立て、瑞浪市の文化財として末永く保存することが決まりました。さらにそれに続く部分を私が彫刻にする事を大杉再生会議で承認してもらいました。
境内に立てるところと彫刻になるところは合わせると9mほど、ゴツゴツとうねって大杉らしいところで、共に残す事ができれば大湫のシンボルとして再生できます。
彫刻の方は設置場所に台座を作って樹を載せ、そのままの形で兎の身体とします。兎の頭はやはり大杉の別の部材をアトリエへ運んで作ります。なぜ兎かというと、部材の全体の形から受ける僕のイメージと、親しみ易く大きくなって見上げても形が良く分かり易いということから考えました。
自分の作品を作るという面もありますが、大杉の大杉らしい所を大湫に残す事が一番の目的です。大杉は長い年月をかけて我が町の柱になったのだし、倒れたとはいえまだ大杉は存在していて、再び柱として立ってもらうのがこの計画です。
3年前に大湫に戻り、昨年4月から神社氏子総代となって、7月に大杉が倒れました。この偉大な樹の存在の素晴らしさを良い形に残すのが役目と覚悟して取り組んでいます。
令和3年4月吉日
天野裕夫
【本記事の問い合わせ先】
スペース大原
電話:0572-27-2062
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