コンピューター技術者として長年携わる中で、とかくインド人技術者が素晴らしい技術を持ちながら、日本でのコミュニケーションが取れず仕事に生かせない事実を残念に思っていた藤田さん。
14年前、大手電機企業を退職後、インド人技術者の誘いで南インドを訪れました。

日本語研修に使用されていた教材があまりに古く、講師の発音などにも問題を見つけ、ならば自分が！と一念発起。
今までの経験を生かし日本語学習用Ｅ-Ｌｅａｒｎｉｎｇシステムを開発。

「少ない時間、少ない費用で役立つ日本語を」と日本で働きたいと考えている多くの外国人が利用できるよう取り組んでいます。

夫婦で南インドへ長期滞在を繰り返し、８年間で７００日を超えるほど。
日本とは考え方もがらりと違う生活様式を受け入れていきました。

「人生の価値観も変わり、今をしっかり生きていく事の大切さを教えられた」とインド滞在中、旅行者があまり訪れない土地を夫婦で巡った旅の思い出を懐かしみます。