多治見市内の観光名所を案内する団体「多治見観光ボランティアガイド」に、奉仕活動に励む個人や団体をたたえる、「小さな親切」運動県本部から実行章が贈呈されました。一昨年に、「コロナ禍において、遠方からの観光客が減る中、市民に向けてわかりやすいように下街道ウオーキングマップを一新し、近郊観光を促す」という記事が関係者の目に留まり、観光の活性化に力を注ぐ団体として受賞しました。

同団体は、国際陶磁器フェスティバル美濃の開催に合わせて発足。その後、会員らは毎月の勉強会や例会で研鑽を積み、虎渓山永保寺や多治見修道院、オリベストリートなどの観光案内を行ってきました。また、新規会員も積極的に勧誘するなど、まちの活性化に取り組んでいます。

代表の青山公彦さんは、「『おもてなしの心』で案内してきたことが『小さな親切』に繋がったことをうれしく思います。発足20周年の節目にいただけたことはとても誇らしい。今後もまちづくりに貢献していきたい」と話しました。