髙木典利作品展『よみがえる西浦焼』
【陶都創造館】
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- 2024年04月20日(土)
- イベント
博物館 多治見商人物語 企画展
~西浦焼との出会い~
私が高校生の時、多治見市民センター(現産業文化センター)に古陶磁器を展示した資料館がありました。そこで古陶器の志野・織部と西浦焼を見ました。西浦焼を見た時に「美しい陶磁器」だなと感じ、そして何故この様な陶磁器が作られたのか不思議な気持ちを抱いたのは今でも鮮明に覚えています。近年海外から西浦焼や日本の近代陶磁器が里帰りするようになり徐々に時代背景が明らかになりつつある昨今です。さらに研究が進み近代の陶磁器史が評価されることを願っています。
明治時代、日本のアール・ヌーヴォ(新しい美術)と言える西浦焼は釉下彩技法にて作られました。明治末期に世界中が不況となり、やがて戦争が起きる状況下に釉下彩技法は途絶えたのです。
今ここに釉下彩技法と自身の考案した技法を加味して再現を試みました。
西浦焼は幾度見ても瀟洒な作品群に感動を与えてくれます。「まさに憧れ」これが明治時代に作られたものかと、更に驚きのほかならないです。このたび西浦焼の釉下彩技法に学び製作を試み発表します。ご高覧賜りますようお願い申し上げます。
髙木典利
- 展示会名
- 髙木典利作品展『よみがえる西浦焼』
- 日時
- 2024年4月8日(月) ~6月23日(日) 10:00~17:00
- 場所
- 陶都創造館3階 博物館 多治見商人物語
(岐阜県多治見市本町5-9-1) - ホームページ
- 「陶都創造館」公式ホームページ
- 休館日
- 水曜日
- 主催
- 多治見陶磁器卸商業協同組合
- 後援
- 多治見西浦伝承会
- アクセス
- ・駐車場あり
・中央自動車道・多治見ICから車で約10分
・中央線・JR多治見駅南口から徒歩で約10分 - お問い合わせ
- 陶都創造館
博物館 多治見商人物語
0572-26-8509
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