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パラアイスホッケー世界選手権 多治見市出身の鵜飼さんが日本代表として活躍

    • 2024年07月09日(火)
    • 偉人伝

2024年5月4日(土)からカナダで開催された、パラアイスホッケー2024年世界選手権Aプールで日本は8位となり、Bプールへの降格が決まりました。しかし、10年以上ぶりにイタリアに勝利するという快挙を達成。多治見市出身の鵜飼祥生さんも全試合に出場し、実力を発揮しました。「スピード、スレッジ(氷上を滑るソリ)のコントロールなど、Aプールのレベルの高さをもろに感じた」と試合を振り返ります。圧倒されながらもなんとか軌道修正をかけながら臨んだ試合。イタリア戦では相手のミスを逃さず、攻めの姿勢で日本は得点を挙げました。

今回の試合を通じて、メンバー一人一人が意識をもっと上げなければいけないと危機感を感じた鵜飼さん。そこで同年代の選手とともに世界上位のアメリカへ修行に行くことを決意しました。「行くだけで絶対に変わる。行くしかない。僕らの世代がやらないとチームが強くならないので」。立ちはだかる壁が鵜飼さんをさらなるステージへと引き上げます。