韓国人もわざわざ足を運ぶ本格韓国料理「ホラン」
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- 2024年08月23日(金)
- グルメレポート
手打ちそば店「秋新」の跡地に、名古屋で本格韓国料理店を営む朴夫妻が、自然に囲まれた古民家物件に惹かれ、この地に新たな店舗を構えました。
場所
土岐市総合公園や土岐紅陵高校にほど近い場所。県道66号線、東濃なんじゃもんじゃ街道沿いにあり、お店の横には山神温泉湯乃元館へ上がる坂道があります。
外観・雰囲気
虎のイラストが目印。
のれんをくぐり、ドアを開けるとほのかに海鮮の匂いが漂います。
店内の大半は畳の温かみが残る部屋。元和食屋さんの古民家をそのまま活用しているため、イメージする韓国料理屋さんとはまた違った、おしゃれな雰囲気が広がります。
お店のおすすめ
一番人気はカンジャンケジャン。ケジャンとはタレにワタリガニを漬け込んだ韓国料理のこと。同店では主人自らが買い付けた「北海道函館産」のカニを主に使用しています。甘味が強いのが特徴で、秘伝ダレとの相性も抜群。生臭さは全くなく、プリプリの身とたっぷりの蟹味噌が凝縮されています。名古屋に住む韓国人がわざわざ足を運ぶほど。本場の舌もうならせる美味しさです。
カニやカニ味噌を少し残しておき、ご飯に混ぜて食べるのが主流。韓国語で「ご飯泥棒」という、日本でいう「ご飯のお供」を表す言葉がありますが、その王道がカンジャンケジャンと言われています。同店では白米ではなく、野菜や海鮮、卵、海苔などを入れたスタイルで提供。ニンジンやモヤシは粗めに炒められていて、野菜のシャキシャキ感が残ります。とびこも入っているのでプチプチとした食感もあり、カニのとろみと混ざれば、さらにご飯がすすむでしょう。
まとめ
妻の崔貞善さんが日本に来たのは20代の頃。まだ韓国料理が今ほど簡単に食べられず、自身で作るようになったことが開業のきっかけでした。本格的な味を再現しつつも、日本人の好みに合うよう日々研究。今では数十種類のメニューが並びます。夏限定の冷麺も好評。「これからは冬に向けた新メニューも開発していきたい」と意気込みます。
- 住所
- 岐阜県土岐市下石町1937-3
- 営業時間
- 11:00〜15:00、17:00〜21:00
- 電話
- 0572-58-2800
- 定休日
- 火曜
- @horang.toki
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月刊紙『マイタウンとうと』ライター。大学時代、中国留学をきっかけに異文化に触れる楽しさに目覚め、海外旅行が人生最大の楽しみになりました。しかし必ずと言っていいほどトラブルに見舞われ、バラエティ豊富すぎる経験から、ちょっとやそっとのトラブルでは動じない精神力が鍛え上げられました。異国の地でも生きて帰ってきてはいるので、人生なんとかなるということです。
さあ、次はどんなネタが増えるでしょうか…