久しぶりのカリステは元気だった。「友達」と表現する米ナショナルズ・小笠原は渡米前、名古屋市内で体を動かしている。

「慎之介は（昨季までの）チームメートというよりも友達なんだ。アメリカ行きの連絡をもらった。彼の挑戦がすごくうれしかったし、応援しているよ」か

キャンプ初日にカリビアンはニコニコしながら話をしていた。でも、ちょっと待てよ…。左腕は「カリステに連絡しても返事が来ない…」と言っていたっけ。「そんなことはないぜ！俺は気付いて、すぐに返信したんだ」。新背番号4は自信満々に語っていた。

カリステに対して、連絡を受けてから返信までどれぐらいの時間を要したのか。それを聞くのはちょっとやぼというものだ。「慎之介を一緒に応援しよう」と言葉を交わして雑談を終えた。

川本　光憲