【レポート】これで最後となりました
ファミリーいち座 輪島で公演
-
- 2025年06月08日(日)
- イベント
最後の公演は能登復興のため輪島で
田舎芝居の劇団ファミリーいち座は結成33年を迎え、座長・富士良(ふじりょう)こと藤原良一さん(77・岐阜県多治見市虎渓山町)はじめ、劇団員10人全員が75歳以上、最高齢の85歳が3人ということで、最後の公演を能登復興のため輪島と決め、3月に公演を行いました。

輪島市仮設住宅に住む約100人のうち、当日は30人ほどが来場、お涙ちょうだいの芝居と歌謡で来場者に楽しんでもらえました。

藤原さんは、「これまで多くの方々にお世話になりました。最後にたどり着いたのが輪島の皆さまに笑顔を届けることでした。いろいろ苦労の結果が出ました。これまでありがとうございました」。

(Adachi Masako)
月刊紙『マイタウンとうと』編集長。東京都出身。短大卒業後、証券会社で営業、新聞社系出版社で編集を経験。子どもが小さいときは時間で終わる公的機関でパートをし、その後編集復帰。カルチャーもスポーツも何でも興味が湧いたことには直接足を運び、自分の目で見ることを心掛けています。一方、家で過ごすのも大好きで、週末は家から一歩も出たくない気分の日もたびたび…。