会話の変化に感じる言葉の質
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- 2025年10月11日(土)
- 新聞女子、始めます!
こんにちは。新聞女子ライターりょうこです。
娘が高校生になり、気づけば一緒に長い時間を過ごすことはとても少なくなりました。部活で遅かったり、友人とご飯を食べて帰ってきたり、帰宅後もスマホをみたり、部屋にこもっていたり・・・。中学の頃までは、普通に今日あったことを話してくれましたが、今ではこちらから聞くことの方が多くなりました。
少し寂しく感じますが、振り返れば、自分もその年代はそうだったかもしれませんね。そんなこともあって、娘が休みを取れる時には旅行など、一緒に出かける機会を作っています。
そんな折に気づくのは「会話の内容」が前よりも変化していること。というのも最近は、将来についての考えを口にしてくれたり、ちょっとした会話の中にも、今どんなことに関心があるのかとか、どういう価値観でいるのかが垣間みえたりします。大切なのは会話の長さではなく、交わす内容(言葉)ではないでしょうか。
これから先、子どもはさらに自分の世界を広げていくでしょう。だからこそ家族で一緒に過ごせる時間、交わせる会話は貴重です。ですが「逃さない」と前のめりになるのではなく、自然体で「向き合う」という考えを大切にしていきたいと思います。そう心掛けることが、逆に家族の絆を深め、思い出の記憶を豊かにしてくれるのではないでしょうか。
限られた時間で交わす言葉が大切なように、新聞もまた、限られた紙面の中で、厳選された情報を私たちに届けてくれています。情報があふれる時代だからこそ「量」ではなく「質」で向き合う価値が、そこにあるのだと感じます。

2018年に大手WEBでは載らない岐阜県多治見市近辺に特化した情報を集め公開スタート。
中日新聞の月刊ミニコミ紙『マイタウンとうと』の記事も一部配信。
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