2026年午年にちなみ、馬に関する神社をご紹介・第一弾

「しらひげさん」の通称で地域の人に親しまれている岐阜県可児市の土田白髭神社（どたしらひげじんじゃ）。

神社の創建は天慶3年（940年）。
平貞盛が平将門討伐に向かう途中、近江国の白鬚大明神に祈願した際、夢に現れた白鬚大明神から「大炊土（おおいど）の里に良き宮所があるので住もうと思う、ここに向かいなさい」という神託を受けました。
それにより貞盛はこの地の住人に白鬚神社を造営を命じ、討伐後、その帰路に寄り、造営された白鬚神社に参拝したとされています。

毎年4月第一日曜日、土田白髭神社では流鏑馬（やぶさめ）神事が行われます。
この神事は、平将門の乱鎮定のために東征中であった平貞盛の戦勝祈願が始まりといわれるもので、武運長久・戦勝祈願を込めて始められた大祭。約450年もの歴史ある神事です。

境内に続く長い参道（400メートル）を舞台に、疾走する馬上から矢が放たれ、勇壮な武家絵巻が繰り広げられます。
この流鏑馬神事は、市の無形民俗文化財に指定されています。

なで牛もいます

住所

岐阜県可児市土田3662-1

電話

0574-28-8772