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【コロナ対策】新聞で正確な情報を!コロナ深知り!まとめ

    • 2020年06月24日(水)
    • いいね新聞生活

中日新聞で2020年5月11日~6月1日にかけて掲載された「コロナ深知り!」に関するまとめ記事です。新聞に掲載された根拠に基づく情報で、コロナウィルス対策に役立ててください。

ワクチン開発なにが大変なの?

安全確認に費用と時間

新型コロナウイルス感染症から日常を取り戻すにはワクチンの完成が欠かせないとの見方が広がり、世界中で競って開発が始まっています。ところが専門家からは「最低でも1年半はかかる」との指摘もあります。ワクチンはどう病気を防ぎ、なぜ時間がかかるのでしょうか。

変化するウイルス

毒性も変わる可能性

新型コロナウイルスは、5カ月ほどの間に、世界の隅々に広がりました。今この瞬間も、ウイルスは絶えず自らをコピーして増殖しています。ときどき遺伝子のコピーミスが起こり、毒性などの性質が変わってしまうことも。今のところ、大きな変化は起こっていないようですが、今後、強毒化する可能性はないとは言い切れません。

コウモリが起源なの?

ウイルスの「貯水池」

新型コロナウイルスは、もとはコウモリが持っていたウイルスが、他の動物を経由して人間に感染したようです。今後、同様の感染症を防ぐため、研究者たちはこの感染経路の解明を目指しています。一方、近年人類を困らせている感染症には、コウモリを起源にする病気が多いことも見えてきました。

軽症と重症の分かれ道

日本の「成功」謎だらけ

新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言が2020年5月25日に全国で解除され、街に人が戻ってきました。ただ、この感染症がどんな場合に重症化するのか、なぜ日本は欧米のような感染爆発を回避できたのかなど、まだ分からないことだらけです。次の感染の波が来る可能性は高く、研究を進める必要があります。

エクモってどんな装置

肺を休ませ回復待つ

新型コロナウイルスは、再び感染者が増え、次への備えを怠れません。重症患者への最後の切り札が、ECMO=エクモ。「体外式膜式人工肺」などと呼ばれ、肺の役割を代わりに担う装置です。近年急速に装置や治療技術が向上したことが、治療に貢献しています。

※この記事は、中日新聞社の許諾を得て転載しています。
※緊急事態宣言は解除されましたが、コロナ禍の状況は日々の新聞でご確認いただき、感染予防に努めて下さい。