3日たっても両太ももの痛みが引かない。11日の中田の大分自主トレ。練習も大詰めとなったところ、悪魔の声が聞こえた。「自分の自主トレ来たことある人いますか？『いつもの』をやりたいなと」

これはまずい流れだ。以前日本ハム担当だったときのことが思い出される。2019年の神戸自主トレ。同じくウエートの最後にその場にいた報道陣全員にジャンピングスクワットを”強制”。皆やってはみるものの現場のいたるところから悲鳴やもん絶が。それをスマホでニコニコしながら撮影する中田。野球取材の現場とは思えぬ空間が広がった。

あれから5年。今年44歳。気がつけば現場では上から数えた方がものすごく早い年齢に。30回ほどで全く足が上がらなくなった。ギブアップにもかかわらずまだ歩くのもままならない。中田はこれを120回×8セットやっているという。みなさんも”中田チャレンジ”お試しあれ。

土屋　善文