8月21日付本欄の投稿「情報入手 新聞おすすめ」を読み、中学生がこのような考えを持っていることをうれしく思った。

インターネット上の情報は投稿者も書いているように内容が正しいとは限らず、興味あるものに偏りがちにもなる。

新聞は速報性では劣る。しかし情報を得る場合、優先すべきは正確さなので大きな問題ではないと考える。さまざまな情報を網羅し軽重が分かるレイアウトになっている。見出しを見ればおおよその内容が分かり、興味がなかった分野の記事を読む機会につながる。

電車内をはじめ外出先で新聞を広げるのは大変である。しかし字が大きい分、読みやすく、何より目にも優しいことを忘れないでほしい。新聞離れが進んでいるのが残念でならない。社会の動きが分かる新聞を活用して幅広い考えができる人になりませんか。

松下智治 無職（愛知県豊川市）74歳

（令和3年12月15日付中日新聞朝刊より）
※この記事は、ご本人と中日新聞社の許諾を得て転載しています。

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